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【3月の誕生石】

 

アクアマリンの語源

ラテン語で「海と水」を表す”アクア”と”マリナス”を語源に持つアクアマリン。

澄んだブルーが特徴のアクアマリンは、穏やかな海に身を委ねているかのような安らかさを与えてくれます。

 

アクアマリンが持つ意味

「幸福」「聡明」「富」

母なる海の水のように心を潤し、豊かさをもたらしてくれると言われています。

美しいマリンブルーはサムシングブルーを連想させることから「幸せな結婚」という意味も持つようになりました。

人と人を調和させるパワーがあると言われているので、恋人や友人の仲直りのきっかけを与えてくれるかもしれません。

 

アクアマリン

アクアマリンは、「人魚の宝物」や「海を穏やかにする力がある」と信じられていたため

古代ローマの船乗りは海の無事を祈って航海の際アクアマリンをお守りにしていたと言われています。

新たな1歩を踏み出す時、アクアマリンが力を貸してくれるかもしれません。

 

 

ミルキーアクアマリンとは

ミルキーアクアマリンはアクアマリンにミルクを垂らしたかのようなパステルブルー色。

パステルカラーになる要因は、石の中に複数のインクルージョン(内包物)やクラック(ひび)です。

これらが多く含まれることによって独特の乳白色になります。

宝石と言えば通常、透明であることが美しいと言われますが、淡いパステルブルーは美しくとても人気があります。

 

 

アクアマリンの仲間

アクアマリンはベリルという天然石のグループに属しています。

ベリルの仲間には様々な色があり、特に名前のついているものに次のような宝石があります。

エメラルド
レッドエメラルド(ビクスバイト)
ゴシェナイト(無色)
ヘリオドール(黄色)
モルガナイト(ピンク)

それぞれ微量元素が異なることにより、様々な色に変化します。

ちなみに、アクアマリンの色はわずかな量の鉄分からなります。

 

  

ミルキーアクアマリンの取り扱いについて

アクアマリンは硬度の高い石なので傷が付きにくい石です。

ただし、ミルキーアクアマリンはインクルージョンが多く含まれている為、衝撃に弱い面があります。

通常使用では問題ないものの、アクアマリンと同等の扱いをしてしまうと欠けや傷がつくことがありありますのでご注意ください。

またアクアマリンは鉄を含有しているため、汗(塩分)と直射日光に弱い性質があります。

ケアを怠ると、汗が付着した部分から青い色が褪色し、直射日光を当てていると鉄と化学反応を起こし退化してしまいます。

着用後は汗を拭き取り直射日光の当たらない場所で保管するなど日常的にケアをお願いします。